はてなさん、更新怠ると広告表示するんですね

本当に久しぶりに、自分のブログを見てみたら

上部に立派な広告表示が・・・

 

「この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。」

って

 

え?放置するとこんな仕打ちがあったのですね

はい、スミマセン!!

この2年くらいメッチャ忙しくて、どうしようもなかったのです!!

 

調べたら、有償版PROへすると非表示にできるらしい

ご商売ですものね

・・・お支払いしましたよ

 

これで、読んでくれている方のストレスは減ったかな

何かのご縁ができた数少ない読者の皆様、引き続き宜しくお願いします

 

m(_ _)m

 

トッケビ2次続編2 エピローグ 子供たち

「シン!まだ?用意はできた?」
「お坊っちゃま、いい加減に呼び捨てはおやめ下さい!」
執事は、男の子をしかっていた
 
「いいじゃん、別に・・ホントいつもうるさいなあ、もお。。」
 
バシッ!
 
「あ痛!」
「言われた事をちゃんと聞け!身内でも礼儀は必要だぞ」
 
シンが後ろから、平手で軽く頭を叩いた
 
「なんだよ、身内って親子じゃないじゃん、別に」
「血の繋がりなんて関係ないんだよ、それが大人の役目なんだ」
 
シンは赤い服の女の子供。。神父との子を家に引き取って一緒に暮らしていた
 
「さあ、出かけようか、今回はしばらく家には帰ってこないからな」
「どこにいくの?」
「探しにだよ」
「何を?」
「お前の父さんに決まっているだろ」
「また? そういって出かけて、いつもみつからないじゃん」
「今回はちょっと特別なんだよ、ほら、いくぞ、妹を呼んでこい!」
「え?あいつも連れて行くの?」
「ああ、なにか問題でもあるのか?」
「連れて行っても、どうせ何にも喋らないから面白くないんだもん」
「それは、お前が面白くないから喋りたくないんじゃないか?」
 
シンは優しく微笑みながら、少し意地悪く言った
 
「・・・なんだよ、それ、、、わかったよ!
お〜〜い!もう出かけるってさ、早く来いよ、耳は聞こえてるんだろう、出てこいよ〜」
男の子は部屋のドアの方向に向かって大きな声で誘った
 
カチャ
 
ドアのノブがまわって大きめの部屋の扉が開いた
両手でつかんだドアノブから手を話し、男の子と変わらない背丈の髪の長い小さな女の子が出てきた
 
「・・・・」
 
カチャ
 
女の子は黙ってドアをしめた
 
「さあ、行こう!」
シンは男の子の手を掴み、もう一つの手を女の子の方へさしのべて言った
女の子はその手をとって、一緒に家を出た
 
 
********************
 
 
女は消える寸前まで、微笑みを絶やさなかった
 
(ああ、また会おう)
 
シンは自分の子を愛おしく抱えている女が消えて行くのを、最後まで見守った
女は完全に消え、シンの手にはシスターの衣類の上にある小さな産まれたての子供だけになった
 
・・・・だけのはずだった
 
(・・・?)
 
シンが立膝をついて抱える子供の下の方、衣類の中で小さな盛り上がりが残っているのに気がついた
シンはその上に軽く手をのせた
 
(!!!)
 
手のひらに何かの気配、、、暖かさを感じる
 
(まさか!)
 
シンはなぜかそこに弱々しさを感じ、そっと衣類をどけた
 
(・・・)
 
そこには、もう一人いた
泣き叫ぶ男の子とは違い、
静かにジッと、小さく丸まっている女の子だった
 
(また、兄妹になって産まれたんだな・・・)
 
シンはその子も一緒にかかえ、その場を立ち去った
 

 

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最初
第1章

トッケビ妄想2章完遂にてお礼

こんにちは

 

第2章も今回のエピローグで最後となります

みなさま、数あるブログの中から私のページを見つけてくれて、ありがとうございました

おかげで、なんと、ちょうど100回目の記事となりました

記念になりましたよ!

 

今回の投稿で2次小説はしばらくお休みとさせて頂きます

第3章・・・できたら、良いんですけどまだ、なんにも頭に浮かんできません

最近、現実で忙しいせいかな。。。

妄想したネタは小まめにメモして、ある程度たまったらまた、一気に書き始めますね

 

また次回、ご縁がありましたらお願いします

ありがとうございました!

 

最初

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 第1章

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トッケビ2次続編2 最終話 母

・・・・・

 

わたしの愛しい子

 

はじめまして

そして・・・・ごめんなさい

私の元に生まれてしまった事を先にお詫びをするわ

 

あなたはきっと、自分が他とは違うという事を幼い時に知る事になるでしょう

そのために、余計な苦労をしてしまうかもしれないわ

それも、ずっとずっと、長いあいだ・・・

 

これから大きくなるにつれて、何か自分が他とは違うという事で思い悩んだとき、

あなたは周りの全てを拒否するかもしれない

どうだろう、、あなたは反抗し、攻撃的になるかしら?

それとも、全てを拒絶して壁を作って閉じこもる事を選ぶかしら?

 

おかあさんはね、そういう時、自分を守るために孤独の方を選んだわ

何度も、何度も・・・

独りになる事で一旦、時間を止められる気がしてね

これ以上は辛くならないと思えたの

 

ただ、独りって長く続くと困った事もあるのよ

気軽なんだけど、頭の中で同じ言葉だけがずっと流れてしまうの

気がついたら同じ言葉ばかりが頭の中でグルグルまわるの

それがまた辛くてたまらなくなるの

 

ただね、安心して

それを止めるには解決策があるのよ

実は悩んでいると思っている私は、何も考えてはいなかったという事に気がつくの

辛い・苦しいと思う感情を、幼いあなたが知っている少ない言葉でどうにかしようとしても、何もかわらないという事に

起こった事に理由なんかない、って事にね

そうね、、、起こった事が全て答えとも言えるかもね

 

周りと違うという事は、それはあなたの個性であり、あなたの特技なの

それは、決して独りでは使えない道具なのよ

だから、全てを知ってしまった時、悲観したりする事もないの

あなたはその道具を使って一生懸命に生きるだけ

それだけで、後は周りが勝手に・・・

そう、あなたの周りにいる身近にいる人が、あなたを幸せにしてくれるわ

だから、悲しまないでね

 

どうぞ、幸せでありますように

神・・・神様、、、本当にあなたがどこかにいるなら、この子の事をずっと見守ってあげて下さい

最初で最後のお願いです

大切な我が子をどうぞ、よろしくお願いします

どうか、お願いします

 

・・・・・・

 

 

シスター・・赤い服の女はしばらく子供の耳元で何かをつぶやいた後、シンの声のする方へその子供を差し出した

 

「見つけてくれたのがあなたで良かったわ

これが、私へのご褒美なのかもね・・・この子のこと、お願いしていいかしら」

「もちろんだ、それより、早く病院へ行こう、すぐに救急車を呼ぶから!」

「私はいいのよ・・・このままお別れする事になるから」

「!!おい、しっかりしろ!!」

 

シンは子供を預かった反対の手で、女の手を握りしめた

「・・・」

シンはその手の感触に違和感を感じた

その手は・・・老婆のような手になっていた

よく見ると、顔もどんどんとシワが増え、老婆になってきている

 

「これが私の運命なのよ、私が生まれた時、私の母親も多分そうだったと思う・・・

私が生まれた時にはすでにいなかったから・・・」

 

女は薄くなっていく声で、話を続けた

 

「私の子はどっちかしら?やっぱり女の子?それとも男の子かしら?」

シンは目の見えない女にかわって答えた

「・・・男だよ、男だ!」

「・・・男?そう!それは、よかった、、、本当によかったわ」

女は満面の笑みを浮かべた

自分の子が女の子であった場合、また、自分と同じ人生・・・長い長い人生を負うことになるのではないかと、心配していた

男と聞いて、安心したようだった

 

シンは弱っていく女の様子に何もする術がなく、戸惑ったまま会話を続けた

「あいつはどうした?この子の父親はどうなったんだ?この子はやつの生まれ変わりなのか?」

シンは神父のその後を、元にもどった女からなんとか聞き出そうとした

「彼、、、彼は、そうね、、この子があの人の生まれ変わりではないって事だけは言えるわ」

「生きているのか?どこかで?」

「さあ、どうかしら、、、それは私にもわからないわ」

「わからない・・」

シンはくいさがろうとしたが、これ以上はやめた

目の前の人が、もう生き絶えるのがわかったからだ

 

「この子の事をよろしくお願いします

それともし、彼に会えたらなら、私は幸せだったとそう伝えて頂戴

ずっと幸せだったとわかったと。。。」

「ああ、もちろんだ」

「・・・ありがとう、、ありがとう、、、また会いましょう」

 

そういって、女は雪の中に溶けるように消えた

シンの腕の中で静かにしていた子は、それに気がついたように泣き出した

 

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次話 エピローグ

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第1章

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トッケビ妄想2章はおしまい

こんばんわ

 

今日も遅くなってごめんなさい m(__)m

なかなかの場面で感情が入りきらなくて右往左往してました

 

突然ですが、最終回です 笑

エピローグとしてもう1回ありますけど、本編はおしまいです

今回の話の場面を最初に浮かんだので、第2章として書きはじめました

なぜ題目が「最後の」としたのはこういうことだったのです

 

次週はその後の事を少しだけ書ければと思います

この感じだと、第3章もありかな・・・

 

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 第1章

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トッケビ2次続編2 第23話 誕生

シンは教会の玄関を出て、車に乗り込もうとしていた
その時、先で声をかけた孤児院の職員の人が声をかけてきた
 
「あの・・・、あなたはシスターのお知り合いですか?」
「いや、、、どうやら人違いのようです、おさがわせしました」
 
シンはシスターが赤い服の女である事に確信はあったが、
本人も本当に自分の事を忘れてしまっているようだったので、
そう答えた。
 
「そうですか。。」
「何か気になる事でもありましたか?」
シンは職員の人が何かを言いたそうだったので尋ねてみた
 
「・・・実は、あの方、、、シスターは、身ごもっているんです」
「え!? お腹に子供が?」
「はい、そうなんです・・昔はシスターが妊娠だなんてありえなかったのですが、今はそんなご時世でもありませんので問題はないのですが。。。
「そうですね、確かに教職者が所帯を持つ事自体、今はおかしくないですよね」
「はい、、そうです、、そうなんですが、、、お知り合いの方のようでしたので、相手の方の事を何かご存知かと思いまして・・・」
「相手・・とは、お腹の子の父親のことでしょうか?」
「はい、そうです」
「いや、それは・・・」
シンは返答に困ってしまった
おそらく、父親は自分が知っている神父であろうと推測はできたが、誰もしらない人の事を答える気にはなれなかった
 
「ご存知ではないですよね、、スミマセん呼び止めてしまって」
「いえ、とんでもないです こちらこそ、突然押しかけてしまって
・・・それよりなぜ、父親のことを聞いたんですか?」
シンは、この教会にシスターがずっといるなら、直接聞けば良いと感じ、不思議に思った
「それが、聞いてみても本人はわからないと言うものですから・・」
「わからない?」
「はい、それが言いたくないのか、それとも本当にわからないのかと、皆で心配しているんです」
「わからない・・・」
シンは、赤い服の女自体も記憶が変わってしまっている、もしくはなくなっている可能性があるとわかった
 
「もし、あの方に何か起こるようでしたら、こちらへ連絡いただけませんか?何かのご縁かと思いますので出来るだけサポートします」
シンはそういって、自分の名刺を渡した
「あら?あの財閥の方でしたか、助かります」
職員はそういって名刺を受け取り、頭をさげて持ち場に戻った
 
(子供・・・・)
 
シンは車に乗り込み、しばらく考えた
 
(記憶はないとしても、あのシスターは間違いなくあいつだ
他のやつらはどうなったんだ・・・)
 
シンはポケットのスマートフォンを出し、慰霊碑の前で神父と一緒にいた死神の生まれ変わりである男に電話をしようとした
アドレス帳に登録している電話番号を探した
 
「あった!」
シンは少し安堵した
もし、存在さえも消えているなら、電話番号も消えているはずと考えていたからだ
消えていないということは、まだどこかに居るとの証拠になった
シンは早速、コールしてみた
 
プルルル、プルルル、カチャッ
 
「この電話番号は現在使われておりません・・・」
 
しかし、その電話番号は解約されたようだった
 
(・・・まあ、いいさ、記憶があるかどうかわからないが、どこかに居るんだろ・・・)
 
シンはそう自分に言い聞かせて、車を走らせた
 
 
**数ヶ月後**
 
シンはまだ、誰も見つけることができなかった
探す術もなく、ただ、定期的に教会の近くまで行き、遠くから様子を眺めるしかなかった
 
夜の遅い時間、とりあえずで教会の方へ車を走らせていたシンは、
いつもの場所に車を止めた
教会の周辺の地面にはうっすらと雪がつもっていた
 
「ん?」
 
いつもの場所から、誰もいないはずの教会の建物の方に目をやると、白い地面に黒い衣が見えた
そこには、人が一人、倒れているようだった
 
「シスター!!」
 
シンは遠くから、それが人、シスターである事に気がついた
車から駆け出し、締められた門を飛び越え、倒れているシスターの元に駆け寄った
 
シンはシスターが倒れている姿を見て、一瞬立ち止まってしまった
白い地面と黒い衣の隙間に、濃い赤い色・・・血が流れているのがわかったからだ
シスターは気を失っているようだった
 
「おい!しっかりしろ!大丈夫か!!」
 
シンは声をかけながら、シスターを抱きかかえようとした
その時、手に別の違和感を感じた
 
「これは・・・」
 
そこには、生まれたばかりの小さな赤ん坊が一緒にいた
 
「・・・誰か、そこにいるの?」
シスターはシンの声に気がついたようで、弱い声を発した
「はい、います!」
シンは強い声で返事をした
 
「あら?その声は、、、彼ではないのね」
「!!お前なのか?」
シンはその口調が明らかにシスターではなく、赤い服の女の口調である事がわかった
 
「一体何が、、、ごめんさないね、真っ暗で何もみえないわ」
「見えない??」
シンはシスターの首の後ろに自分の手をやり、上半身だけ起こした
シスターは目を開けているが、黒かったはずの瞳は真っ白になっていた」
 
「何か手の中にいるわね、、とても暖かいわ、、、」
「ああいるよ、子供だよ、お前の子だよ」
シンはそう言って上着を脱いで、子供も一緒に包めるように、シスターにかけた
 
「私の子・・・」
シスター、、赤い服の女はその子を顔の近くまで抱き寄せると、頬を何度もくっつけて、その存在を確かめていた
 

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トッケビ妄想2章もあと数回です

こんばんは

今回も1日遅れて、日曜日の投稿です

第2章もそろそろ終わりに近づきました

物足りない(というか、文才がもうちょっとあればとの後悔)感がありますが、

どうぞ、あと少しおつきあい頂けましたら幸いです

m(__)m

 

今回のお話から、急にどんどんお話が進みますよw

 

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