トッケビ2次続編 第2話 再び

=普段は死神が立っているはずのその場所に、違う男が立っている事にサニーは気がついた
=いつもは見ないフリをしていたが、風貌が違うので死神でないとわかりジッと見た

 

=その男は長身で細身だか貧弱な感じはない
=髪は切るのをめんどくさがっているのか、伸びている
=首にはスカーフのような布を巻いていて、着続けているであろうヨレた服をまとい、決して小綺麗とはいえなかった
=ただ、その立ち姿は若い兵士のように凜としていた

 

=サニーは突然、一人の男の名が頭に浮かんだ
<男の名>?
=つい、声にも出してしまった

 

=男はそのまま、サニーをみつめるだけである
(サン。。。シンがいなくなって、俺のことが見えるようになったらしいな)

 

=サニーは小走りで男に駆け寄った
<男の名>?<男の名>なのね?

 

=最初、男はそれに気がつかなかった
(今のサンの記憶は全部がなくなった訳ではなさそうだ。。。あの女の仕業か
まだ何か企んでいやがるのか。。)


=男は女への怒りよりも、サンに再びこうして声をかけてもらえた事が嬉しいようだった
(生まれ変わっても、イケメンの記憶だけはなくならないんだな)
=男はそう、冗談の一言でもかけたい気分だった

 

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