トッケビ2次続編 第8話 休息

=サニーは普段より少し心が高ぶっていた
=自分でも何時ぶりだろうと、そう考えながら仕事していた
=人を待つこの時間を、とても楽しんでいるようだった

 

=スカーフの男が店の前にあらわれた


ごめんなさい!ちょっと急用なので、後はよろしくね!
=サニーはスタッフにそういうと、足早に男の方へ向かった

 

さあ、行きましょう!
=サニーは男の上着の袖口をつかむと、引っぱって歩いて行った

 

まずは、ここからよ
=数分歩いたところで、二人は散髪屋の前に着いた


あなた、、、いつも自分で髪切っているでしょう?正直それ、むさくるしいわよ
=そういうと、半ば強引に中にはいって、男を座らせた
=男は勢いに負け、言われるがままである

 

=サニーは自分のスマートフォンで調べていた芸能人風の男の写真を店員に見せ、
これにして頂戴!、終わる頃にくるからお願いね!
=そういってサニーは、男をおいて店を出た

 

=男と店員は鏡越しに目があい、店員は笑いたいのをこらえながら軽く会釈したが、
=男の方は恥ずかしいのか少し顔が赤いまま、すぐにうつむいた

 

=数十分後、サニーが大きな袋を抱えて帰ってきた
=男のカット後の髪型を見て


あら?スッキリしたじゃない、やっぱり短い方がいいわよ
=サニーはとても満足そうだった


ありがとう!!
=サニーは店員にそういうと、また、男の袖口をつかんで表に連れ出した

 

え〜っと。。どこかいいとこないかしら
=サニーはキョロキョロと何かを探している


・・あそこがいいわ
=サニーはそういうと、


これ、服がいくつか入っているから、この中から選んであそこで着替えてきて!


!!??
=男はさすがに驚いている
=サニーは公衆トイレを指さしていた

 

せっかく髪が綺麗になったんだから、身なりもそれにしなきゃね
=男はもう、いいなりである
=とりあえず、男は素直にサニーに従った

 

=数分して、すぐに男がでてきた

 

・・・・・

=サニーは思わず見入ってしまった


=男はサニーが想像していた以上に選んだ服を着こなし、前から歩いてくる
=爽やかなのだがどこか人を寄せつけない威圧感もあり、それが男らしくも見え、頼りがいを感じさせる雰囲気だった

 

=今度は、サニーが照れくさそうにしている
=男はサニーが何も言わないので、頭を少しななめにしてサニーの顔をのぞき込むようにして


(ん?俺、やっぱり変か?)
=と、動作で感想を聞いてみた

 

=サニーは少し間をおいて
完璧よ!さすが、私!!
=そういって、男に笑顔で返した

 

ブログ村 韓ドラ二次小説

次話

310sh1.hateblo.jp

 最初

310sh1.hateblo.jp