トッケビ2次続編2 第22話 異変
次話
トッケビ妄想本年もよろしくお願いします!
新年あけましておめでとうございます
まさか自分が、年明けてもブログかけてるなんて、思いもしませんでした
書き始めた第2章も後数話で終わり
平成最後の趣味?とかなんとか体裁たてて、続けられるだけやっていきますね
どうぞ、よろしくお願いします
みなさまにとって、今年もよりよい一年となりますように!
今回のお話は、書けたものの、さて、後をどうしようかと迷っております
最終話のほんとの最後の場面は浮かんでるんだけどな〜
いつもの、あれですわ 笑
最初
第1章
トッケビ2次続編2 第21話 会えないはずの人と
次話
トッケビ妄想今年最後のご挨拶
本日は今年最後の投稿となります
皆さま、どうもありがとうございました
どうぞ、良いお年をお迎えください
m(__)m
今回のお話、自分で書いててうるっときてしまいました
この話、書きたくてしかたがなかった場面です
もう、誰が主人公かわからなくなってきましたけどw
最初
第1章
トッケビ2次続編2 第20話 再誕
次話
トッケビ妄想終わりに向けて
また土曜日の晩には間に合わず。。夜が明けてしまいました
スミマセン m(__)m
あと3回くらいで終わりにしようかと頭の中で色々やってるんですが
前章同様に、終わらせ方が2パターンできてしまってます
どっち選ぼうかなあ・・・と
選ぶ方向で話かわってくるしなあ。。。
それに、このままだと、また「第3章」をはじめてしまいそうでw
というわけで、どっちかずっと迷いながら書いているので
しばらくは、週末どちらかでアップします
(逃げた・・・笑)
どうぞ、よろしくです
今回のお話は、復活祭です
あ!別にクリスマスだからって、わけじゃないよ
(自分でも今気がついた! 驚!)
最初
第1章
トッケビ2次続編2 第19話 惜別
**数時間前2
「ほんとに行くのね・・」
「ああ、俺しかできない事だからな・・すまない・・」
「謝る事はないのよ、私がそう話してあなたが決めてしまった事なんだし
ただ、、、」
「ただ?」
「私自身、役割を外れたところでの正直なところは、、」
赤い服の女は、そこで黙ってしまった
神父が女の顔を見た時、少し涙ぐんでいるように見えた
「もう、あなたに会えなくなるかもしれない事が辛いのよ」
女は普段より、一段と女らしかった
「大丈夫だよ、この剣をシンにブッ挿すだけなんだから、それで俺がどうにかなるわけではないさ、きっと」
神父はいつも通り、冗談にして女を慰めようとした
「あなたって、いつもそうよね」
女もそれを分かって、微笑み返した
両手の指先で溢れそうな涙を自分の手で拭うと、神父に言った
「その剣を彼に刺せば、恐らく彼はトッケビに戻ると思うわ
その後、あなたがどうなるかは、、、私には分からない」
「ああ、何度も聞いたさ
もしかしたら、死神になるかもしれないし、それとも悪霊にでもなるかな?」
「どうとも言えないわ・・・」
「このまま人間でいるかもしれないって事もあるだろう?」
「・・・ないとは言えない、、」
「だろ?悪霊になるなら、退治してくれればそれでいいさ
ま、俺、強いから退治は大変だろうけどな」
神父は自身の不安をなんとか自身で解消しようとしているようにも見えた
「あなた、、、本当にいい人よね」
「ん?今さらなんだよ」
「ええ、本当にいい人よ、妹の事があるとしても中々できる選択ではないもの」
「そう見えるかもしれないな、、、」
神父は真面目な顔になって言った
「俺はな、昔、前世で妹を助けられなかっただろ?
それが、今、シンをトッケビに戻す事で罪滅ぼしになるかもしれないんだ
それに、妹の生まれ変わりであり、シンの花嫁の生まれ変わりであるかもしれない今の妹の前世の記憶も戻るなら、シンのやつもやりなおせる事ができるだろう
そうなれば、俺にとっても一石二鳥なのさ
誰も不幸になんからならないさ」
「でも、、、あなたは・・・」
「ほら、そこですぐに後ろ向きになるだろう、大丈夫だって、かわりに俺が死ぬ事なんてないさ
それとあともうひとつ、あるんだよ」
神父は自分の話に付け加えた
「俺はな、俺自身が自決してトッケビになる時、結局は誰も助けられなかったんだよ
シンや仲間達をある意味置き去りにして、一人で妹達家族のところへ行ったんだから、、、みんな死んでたけどな・・・」
神父は自身が前世でシンの友・部下として戦士であった頃、王の反逆によりシン達が殺されるかもしれないと分かっていた時、その持ち場から離れて妹達がいる村へ一人戻った時の事を思い出していた
「だから、これでシンが花嫁とまた上手くいくような事になれば、あいつに少し借りを返せる事になるのさ」
「・・・止めても仕方ないのよね」
女はまた、泣いてしまいそうになっていた
「はは、まるでお別れみたいじゃないか・・・ちゃんと帰ってくるさ
これからも宜しくな、そうさ、これからもずっと」
女は神父のその言葉を聞いて、そのまま涙をこぼしてしまった
神父は女を自分の方へ寄せ、強く抱きしめた
「愛してるよ」
「ええ、私もよ」
「じゃあ、いってくる」
「はい、気をつけて」
神父は傍の黒いケースに入った剣も持って、シンの家に向かった妹に伝えていた、あの場所に向かった
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